吉居和弘
(よしいかずひろ/作家)
文藝学校の前身である日本文学学校への四半世紀にわたるかかわりを通じて、独自の批評眼と文学理論を確立。著書に、障害者差別の問題を「性」の視点にこだわって描いた「愛してもいいですか」、IT社会におけるメディア・ファシズムの問題をSF風に描いた「テレビの中のテレビ」がある。
坂本良介
(さかもとりょうすけ/作家)
1998年に「みどり子の飛んだ理由」で第28回新日本文学賞佳作。その後、新日本文学会に所属し、日本文学学校・通信教育の講師を担当。同人誌『文学市場』の代表。「Qの会」にて事務局・編集担当。「土曜の会」にて編集担当。作品・作者の遭遇している位置に身をおいての読みには定評がある。文藝学校の事務局も担当している。
森口賢一
(もりぐちけんいち/作家)
1983年生まれ。22歳の時(2005年)に自分の書いていたライトノベルが書きたくて文藝学校に入学。しかし当時講師をしていた長谷川龍生に出会ったことで詩を書き始める。長谷川クラスでサブチューター就任。数年前から小説に軸足を移し、2020年春期から文藝学校講師に就任する。
岡本修治
(おかもとしゅうじ/作家)
1951年大阪生まれ、東外大卒。三十数年間外資系企業十数社で働き、現在は通訳案内士として海外からの観光客に東京案内を行っている。2016年より文藝学校で学びはじめ、合評会等で500以上の作品の論評を書いている。今の自分を証明するために18歳の頃の自分に向かって目に見えるような私小説を目指して執筆をつづけている。
小沢美智恵(おざわみちえ)
1954年茨城県生まれ。千葉大学卒業後、出版社勤務を経て、フリー校正者に。日本女子大学講師。1979年「女の貌」が第11回新潮新人賞候補。1993年「妹たち」が第1回川又新人賞。1995年「嘆きよ、僕をつらぬけ」が第2回蓮如賞優秀作。現在、日本ペンクラブ電子文藝館に「祖母(あじ)さん」を掲載中。プロ作家集団「塊」に所属。
浜江順子(はまえじゅんこ)
明治大学文学部史学地理学科地理学専攻卒業。2009年『飛行する沈黙』で第42回小熊秀雄賞受賞。2013年『闇の割れ目で』で第9回日本詩歌句大賞受賞。2014年「詩と思想」読者投稿欄選者1年間担当。2015年日本現代詩人会理事。2017年H氏賞選考委員。日本現代詩人会・日本詩人クラブ・日本文藝家協会会員。「クロコダイル朗読会」主催。「歴程」同人。詩集『プールで1,000m泳いだ日』(詩学社)、『密室の惑星へ』(思潮社)など多数。
早川純(はやかわじゅん)
詩「炎の音」で新日本文学賞入選。まろやかな作風が真情で温かい批評に徹する。戦争体験をしてきた女性から”聞き書き”を続けているほか、方言で民話の語り部として、老人ホーム・小学校などで活動している。
以和爲貴(これわためだか)
1971年生まれ、津軽出身。働きながら夜間の大学を卒業し、爾来バイト暮らしをしながら小説家修業中。
森美樹(もりみき)
1995年講談社第3回ティーンズハート大賞佳作受賞。講談社より少女小説を7冊刊行。2013年新潮社第12回R-18文学賞読者賞受賞。新潮社より単行本2冊、文庫本2冊、他講談社よりアンソロジーを刊行。現在は小説執筆の他、cakesにてエッセイを連載中。公募ガイド社でも小説講座を担当している。